早大が慶大に先勝でV王手 観衆3万人が神宮埋め尽くす プロ注目・吉納が1試合2発&エース伊藤が8回1失点
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「東京六大学野球、早大8-1慶大」(1日、神宮球場)
早大が慶大を圧倒し、2020年秋以来7季ぶりの優勝に王手をかけた。
二回に先制すると、三回には今秋ドラフト候補の吉納翼外野手(4年・東邦)が今春2号をマーク。五回には印出太一捕手(4年・中京大中京)が中前適時打を放って3点目を奪い、慶大エースの外丸東眞投手(3年・慶大)を攻略した。
六回には打線が爆発。吉納が1試合2発目となる3ランを放つなど一挙5点を奪った。
先発した3年生エース・伊藤樹投手(仙台育英)は8回3安打1失点、9三振と好投。九回は1年生の安田虎汰郎投手(日大三)が締めた。
早大は2日の2回戦に勝利して勝ち点をとれば優勝が決まる。慶大が2、3回戦に勝利して勝ち点を取った場合は、早大と明大の優勝決定戦が行われる。
この日は伝統の早慶戦とだけあって、ファンやOBら3万人の観衆が神宮のスタンドを埋め尽くした。