「日本ハム３－４ＤｅＮＡ」（１日、エスコンフィールド）

　日本ハムは２戦連続で１点差の接戦を落とし、２連敗を喫した。

　同点で迎えた九回に登板。１死を奪ったが、ＤｅＮＡ・牧にセンターへと豪快に６号ソロを運ばれた。

　田中は前夜のＤｅＮＡ戦でも１点リードの九回に、オースティンに同点ソロ弾を打たれており、２試合連続の悪夢となった。

　一度は代打策が的中し同点に追いついた。

　１点を追う七回２死一、二塁で新庄監督は９番・中島に代えて水谷を起用。ＤｅＮＡ・坂本に追い込まれながらもチェンジアップに食らい付き、三遊間を抜く左前同点打とした。新庄監督もベンチで万歳した。

　水谷は交流戦全試合安打中。これで１４打数９安打２打点と大暴れだ。

　初回にマルティネスが適時二塁打を放ち先制。逆転され、２点のリードを許したが、四回にマルティネスの６号左越えソロで１点差としていた。マルティネスは「ランナーがいなかったので、アグレッシブに振ることだけを考えて打席に入りました」と話した。

　先発の加藤貴は７回８安打３失点。勝敗はつかなかった。

　１点リードの二回に伊藤に逆転２ランを被弾。四回には梶原に適時打を浴びて３失点。五回以降は本来の制球力を武器に３イニング無走者に抑えた。「ホームランでの失点が悔やまれます。それでも打線が同点に追いついてくれたので感謝したいです」とコメントした。