オリックスが痛恨逆転負け 東がまさかの危険球退場 九回に支配下登録されたばかりの才木が救援失敗 3連勝ならず
「オリックス1-2中日」(1日、京セラドーム大阪)
オリックスは痛恨の逆転負け。今季2度目の3連勝はならなかった。
まさかのアクシデントに見舞われた。先発の東が四回に危険球退場となった。
四回1死一塁。東が投じた150キロ直球が打者の細川のヘルメットのつばに直撃。その場で東は呆然と立ちつくし、球審の白井から退場が宣告された。
三回まで無安打投球。四回1死から福永に安打を打たれ、その後細川の頭部に死球となった。中嶋監督がその後、リクエストを要求したが、リプレー検証の末、危険球の判定は変わらなかった。1死一、二塁となり、マウンドに上がったのは、昨季まで中日に在籍し、今季現役ドラフトで加入した鈴木だった。
次打者はディカーソン。1点リードを守り切りたい場面で二ゴロ併殺打に打ち取り、救援の役割を果たした。六回まで無失点投球を演じ、移籍後初勝利をマークした。八回から登板した古田島は16試合連続無失点だ。
1点リードの九回からは、育成から支配下登録されたばかりの才木が登板。マチャドの3連投を避けるために若き右腕がマウンドに上がったが、連打で無死一、三塁のピンチを招くと、代打・大島に同点適時打、石橋に勝ち越し犠飛を浴びた。
打線は二回に先頭の中川が左翼線二塁打で出塁。その後1死三塁から西川が右犠飛を放ったが、その後は追加点を奪うことができなかった。