日本ハム・新庄監督 2戦連続被弾の守護神・田中正義の配置転換を明言「良いときの正義くんに戻るまでは」3戦連続失点で決断 代役抑えは日替わり起用に

 「日本ハム3-4DeNA」(1日、エスコンフィールド)

 日本ハムは同点の九回、守護神・田中正義投手が牧に決勝本塁打を被弾し2連敗となった。

 新庄監督は試合後「ピッチングフォームがワンパターンでバッターがタイミングをとりやすくなって、打ちやすいボールになっているから、そのへんの工夫と、ホップ成分がちょっと足りていないところを修正してもらうためにポジションを変更して。良くなったらまた戻す形に」と配置転換を明言した。

 今後の田中正のポジションについては「考えます」と語り、勝ちパターンかどうかも「それも考えます」と話した。代役の抑えについては「バッターによって考えます」と、河野、杉浦、マーフィーらを“日替わり守護神”で起用していく。

 田中正は24日の楽天戦で2点のリードを追いつかれた。前夜も1点リードの九回にオースティンに同点ソロを浴びた。この日の牧の決勝ソロで2試合連続被弾、3試合連続の救援失敗だった。新庄監督は「勝つためにやっている。前々回と昨日と。3回目は変わってくれるのを期待したが、打たれてしまったので。そうするしかない。良いときの正義くんに戻るまでは」と復活をうながす。

 試合で田中正は3-3の同点で迎えた九回に登板。1死を奪ったが、DeNA・牧にセンターへと豪快に6号ソロを運ばれた。前夜のDeNA戦でも1点リードの九回に、オースティンに同点ソロ弾を打たれており、2試合連続の悪夢となった。

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