巨人 痛恨の逆転サヨナラ負け 守護神・バルドナードがまさかの乱調、連勝止まった

 「西武4-3巨人」(1日、ベルーナドーム)

 巨人は痛恨の逆転サヨナラ負けを喫した。守護神のアルベルト・バルドナード投手がまさかの乱調で打ち込まれ、連勝も3でストップした。

 1点リードの九回。マウンドに上がった助っ人左腕は本調子ではなかった。2死一、二塁のピンチを招くと蛭間に左前打を打たれて同点とされ、さらに元山に右前に運ばれるサヨナラ打を浴びた。離脱中の大勢に代わって抑えを担ってきたバルドナードは今季初黒星を喫した。阿部慎之助監督は「バルで何試合も勝ったから。たまにはこういう時もある」と淡々とした口調で語った。

 広島が敗れたため勝てば首位浮上だったが、それもスルリと逃げた。指揮官は「明日、しっかり切り替えて(今回のカードで)勝ち越せるようにするだけです」と必勝を誓った。

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