日本ハム 水谷がビックリ神業のプロ1号 前打席で幻の1号も…同じ方向へ「打ち直すことができてよかった」新庄監督も大喜び

 4回、2ランを放つ水谷(撮影・中島達哉)
 4回、2ランを放つ水谷(撮影・中島達哉)
 4回、水谷のプロ初本塁打に歓喜する新庄監督(中央)=撮影・中島達哉
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 「日本ハム-DeNA」(2日、エスコンフィールド)

 日本ハムの水谷が四回にプロ1号となるアーチを放った。

 四回1死二塁、DeNA先発・大貫の真ん中高めに浮くカーブをとらえると、打球は高い弧描いて中堅左のスタンドに達した。水谷は熱男ポーズで思いを表現。生還して新庄監督とハイタッチを交わし、仲間と喜びを分かち合ったがまさかの前段もあった。

 三回、先頭打者として登場。真ん中低めの132キロのスプリットをすくうように打つと、打球は中堅左のフェンス最上部のブルーのラインを越えて、その奥の柵に当たってグラウンドに跳ね返った。

 塁審がフェアのジェスチャーをしたため水谷は二塁でストップ。新庄監督もリクエストは行使しなかったが、中継でもリプレーで「入っています」と実況が語った打球だった。本人も「きょうは朝から打てそうな気がしていました。しっかり打ち直すことが出来てよかったです。福島に何とか勝ちをつけさせたいです」と三回の二塁打が幻の一発だったことは確認していた様子。記念すべきプロ1号を逃していたが、すぐさま打ち直しの一撃をたたき込んだ。

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