慶大1年・渡辺憩が早慶戦で今春2号 昨夏甲子園Vの正捕手から慶大の正捕手候補へ
「東京六大学野球、慶大-早大」(2日、神宮球場)
慶大・渡辺憩捕手(1年・慶応)が伝統の一戦で今春2号を放った。
2点を追う四回1死。カウント3-1から、135キロを捉えて中堅左へソロをマークし、1点差に詰め寄った。
昨夏に慶応高の107年ぶり甲子園Vを正捕手として支えた渡辺。今春は4月29日・法大3回戦の延長十二回に、史上初となる代打でのリーグ戦初打席サヨナラ弾を放つ衝撃のデビューを飾った。
前日の1回戦で早慶戦デビュー。堀井監督は「もともとシーズンの途中から渡辺で行きたかったんですけど、ちょっとケガをしてやっと復帰したので。非常にキャッチャーとしての技術が高い子なのでスタメンでいきました」と話していた。