巨人 ドタバタ昇格の秋広ヒットから立岡、丸、吉川3連打で3点先制 坂本不在の窮地救う活躍

 5回、左前打を放つ秋広(撮影・金田祐二)
 円陣の輪の中で笑顔の秋広(撮影・金田祐二)
 5回、立岡の適時打で二走・秋広が生還(撮影・金田祐二)
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 「西武-巨人」(2日、ベルーナドーム)

 巨人が五回、2死から立岡、丸、吉川の3連打で3点を先制した。

 この回、1死から昇格即スタメンとなった秋広が左前打でチャンスメーク。続く小林が送りバントを決め、1死二塁と得点圏に走者を進めた。ここで打席に立った立岡は、2ストライクと追い込まれながらも3球目、内角低めの直球をしぶとく左前に運んだ。

 「菅野さんが0で抑えてくれていたので、絶対に先に点を取るという気持ちで打席に入りました。先制できて良かったです」

 ケガで育成落ちも経験した苦労人の一打で均衡を破ると、丸、吉川も続いて3連打で3点を先制。前夜のサヨナラ負けの嫌なムードを払拭した。

 この日、坂本が試合前の打撃練習を回避。ウオーミングアップ、ストレッチでベンチ裏に下がった。急きょ、平塚で行われるイースタン戦に向かっていた秋広が合流し、又木に代わって出場選手登録。試合前練習開始には間に合わず終了20分前にグラウンドに到着し、キャッチボール、ノック、打撃練習と慌ただしく準備を進めた。坂本不在の窮地を救う秋広の一打から3点を奪った。

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