日本ハムが初モノ尽くしで連敗ストップ!水谷が神業打ち直しのプロ初アーチ 福島が7回2失点でプロ初勝利

 4回、2ランを放ち、ポーズを決める水谷(左)=撮影・中島達哉
 4回、2ランを放つ水谷(撮影・中島達哉)
 4回、2ランを放つ水谷(撮影・中島達哉)
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 「日本ハム9-2DeNA」(2日、エスコンフィールド)

 日本ハム打線が爆発し、連敗を2で止めた。今季育成から支配下登録された福島はプロ初勝利、現役ドラフトで加入した水谷はプロ1号本塁打を放った。

 三回に中堅左のフェンスを越えてグラウンドに戻った打球を二塁打と判定され“幻の本塁打”となった水谷。四回は同じ中堅左に、今度は高々と打ち上げてスタンドに運ぶ正真正銘の1号2ランを放った。

 生還してソフトバンク時代の先輩・松田宣浩氏の「熱男ポーズ」を披露。「きょうは朝から打てそうな気がしていました。しっかり打ち直すことが出来てよかったです。福島に何とか勝ちをつけさせたいです」とコメントした。

 この日は前日規定打席に到達し、首位打者に踊り出た田宮が三回の2号3ランに2本の二塁打を放つなど大暴れ。売り出し中の水野も2本の右中間適時三塁打を放った。田宮は「福島に勝ち星をつけさせる。ただそれだけです」、水野も「福島がんばれ!きょうこそ初勝利を届けられるように頑張ります」とそろってエールを送った。

 先発の福島は190センチの長身から投げ下ろす直球を武器に自己最長の7回を投げて5安打2失点の好投。四回は1死満塁のピンチを招いたが、山本の犠飛による最少失点に抑えた。「走者を出してもしっかりと守ってくれて、打線が点を取ってくれたので、野手のみなさんに感謝したいです」とコメントした。

 22日のオリックス戦ではリリーフ陣が4点のリードを守れず、こちらも初勝利は“幻”となっていたが、この日は打線が大量点で援護した。

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