日本ハム 新庄監督が幻の本塁打でエスコン改修案「接触したら光るとか」「網なんか作ってもらって」水谷のプロ1号が二塁打に
「日本ハム9-2DeNA」(2日、エスコンフィールド)
大勝で連敗を止めた日本ハム・新庄剛志監督は水谷の幻のプロ1号について、「1本目はホームランでしたね。デーゲームは見づらいんですよね、ガラスがまぶしくて。見たんですけど、フェンスギリギリか、入ってるか」と振り返った。
場面は三回、真ん中低めの132キロのスプリットをすくうように打つと、打球は中堅左のフェンス最上部のブルーのラインを越えて、その奥の柵に当たってグラウンドに跳ね返った。
塁審がフェアのジェスチャーをしたため水谷は二塁でストップ。後にスタッフからフェンスオーバーだったことを告げられたといい「審判の笠原さんも近くで見てわかんないのに。僕らも倍の距離あるから。仕方ないです」と語った。それでも四回1死二塁から再び同じ方向に正真正銘のプロ1号をたたき込み「僕のプロ野球人生の125本を目標に目指してもらって」とエールを送った。
その上で「跳ね返らないように網なんか作ってもらって。うちは試合数多いから。(スタンドに)当たったら光るとか、接触したら光るとか。1-1でホームランが二塁打になったらね。エスコンがやったら全球団やると思うから」と改修案を明かした新庄監督。自身も阪神での現役時代にホームランの打球が応援団が振る旗にたたき起こされるなど幻のホームランも「多々あった」という。期待の大砲が放った一発。これからさらなる飛躍を遂げそうだ。