ソフトバンク・近藤「何とか入ってくれ」延長十回サヨナラ2ラン 二回は先制の7号ソロ 1試合2発は13年目で初

 お立ち台に上がり、ポーズを取る近藤(撮影・市尻達拡)
 延長10回、サヨナラ2ランを放ち、大喜びでナインとタッチする近藤
 延長10回、近藤が右越えに、この試合2本塁打目となるサヨナラ2ランを放つ
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 「ソフトバンク5-3広島」(2日、みずほペイペイドーム)

 ソフトバンク・近藤健介外野手が延長戦に決着をつける8号サヨナラ2ランを右翼へ運んだ。近藤は二回の第1打席で7号先制ソロを放っていた。1試合2発はプロ13年目で自身初。

 十回2死走者なしから途中出場の緒方が粘って四球で出塁。近藤も「あれが全てだったと思う」とより集中力を高めて打席に向かった。近藤は1ボール2ストライクからの低めの変化球を右手で払うようにすくい上げた。「ちょっと泳がされた。何とか入ってくれと思いながら走っていました」。その願いが届いた劇弾となった。

 チームは広島に3連勝した。5月30日の巨人戦で三森が右手人差し指骨折、31日の広島戦では柳田が右半腱(けん)様筋損傷し全治はおよそ4か月の怪我を負った。小久保監督は「チームの底力を見せるところ」と語っていたが、その通りの結果となった。この日、2位ロッテの連勝が11で止まり、ゲーム差は「5」と開いた。パ・リーグ首位を走るソフトバンクの飛翔はまだまだ続きそうだ。

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