京都国際 近畿大会初優勝 最速136キロ左腕・西村9回2失点完投 今春センバツベンチ外も覚醒

 「春季高校野球近畿大会・決勝、京都国際3-2智弁和歌山」(2日、明石トーカロ球場)

 また一人、好左腕の系譜を受け継いだ。京都国際の背番号「11」で最速136キロ左腕・西村一毅投手(2年)が9回5安打2失点で完投。京都府勢としては2008年の福知山成美以来16年ぶり、同校では初となる春の近畿大会の頂点へ導いた。

 「投げきるつもりでした」。立ち上がりは三回まで毎回走者を許すもホームは踏ませず。四回は球数4球、六回は5球で三者凡退とテンポよくアウトを築き、智弁和歌山打線相手に最後までマウンドを守り切った。

 OBで現DeNA・森下に憧れて同校の門をたたいた。その一つ下には広島の育成・杉原、3年生にはエースの中崎琉生投手。同じ左腕の先輩の背中を見て、今春センバツでベンチ外だった西村も覚醒を遂げた。「(夏は)中崎さんと一緒に頑張りたい」。目標の全国制覇へ、頼もしい新戦力が台頭した。

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