明大・湯田&立大・田中優の仙台育英コンビが新人戦で“投げ合い” 東京六大学フレッシュトーナメント

 九回に投げ合った明大・湯田(左)と立大・田中優
 仙台育英の仲間である阪神・山田のタオルを持ち笑顔の立大・田中優
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 「東京六大学野球・春季フレッシュトーナメント、明大0-0立大」(3日、神宮球場)

 両者ともに譲らず、0-0の引き分け(9回打ちきり)となった。九回には、昨夏の甲子園準Vメンバーである明大・湯田統真投手と立大・田中優飛投手の仙台育英出身コンビが投げ合い、ともに1回無失点に抑えた。

 先にマウンドに上がったのは、立大・田中優。「湯田がブルペンで準備しているのが見えたので、負けないようにと思っていました」。先頭に二塁内野安打を許したが、後続を断って無失点。今春は湯田より先にリーグ戦デビューを果たしているが「まだまだ彼の方が上です。トータルで越していけるように」と誓った。秋季リーグへ向け「スピードもまだまだ出したいですし、変化球も精度を上げたり種類を増やしたり、総合的にレベルを上げていきたい」と力を込める。

 九回裏に登板した明大・湯田は「田中がしっかり抑えていたので、さすがだなと。自分は自分だと思って、いったんリセットして投げました」とマウンドへ。「とにかく先頭を切る」というテーマで挑んだが、力みなどから先頭にストレートの四球を献上。それでも「しっかりゾーンに投げ込めばアウトを重ねていけると思っていた」と最速147キロを計測するなど安打は許さなかった。

 22年夏の甲子園で2年生ながら東北勢初の優勝に貢献した最速153キロ右腕。この春は「大学野球の環境とかに慣れるとか、じっくりやらせてもらえたので良かったです。大学レベルのフィジカル、身体操作性に着目してやってきました」と自身のテーマに向き合ってきた。「制球だったりを磨いて、秋にリーグ戦デビューできるように」とレベルアップを図る。

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