ヤクルトOB荒木大輔さんがファーストピッチでまさかの死球 「バッターに向かっていく気持ちを忘れないでいったら、手元が狂った」と笑顔
「ヤクルト-西武」(4日、神宮球場)
球団設立55周年を記念して行われているレジェンドOBによるファーストピッチ。西武戦の前には荒木大輔氏、荒井幸雄氏が登場し、「手元が狂った」とまさかの死球でスタンドを沸かせた。
多くの観衆が見つめる中、久しぶりの真っ新なマウンドに上がった荒木氏。「最高の気持ちだし、緊張感もある」と振り返ったマウンドで1球を投じると、打席に立った荒井氏へワンバウンドで直撃。笑顔でマウンドを降り、その後の取材では「やっぱりバッターに向かっていく気持ちは、インサイドに投げ込むね。忘れないでいったら、ちょっと手元が狂った」と笑った。
荒木氏は1982年ドラフト1位で入団。2年連続で開幕投手を務め、1987年には2ケタ勝利を達成。怪我にも苦しみながら、1993年には8勝をあげ、同年のリーグ優勝・日本一に貢献した。
荒井氏は1985年ドラフト2位で入団。1987年には打率・301と結果を残し、セ・リーグ新人王に輝いた。