巨人が球団タイの9者連続安打&セ・リーグタイの1イニング12安打を記録 ロッテ戦の三回に打者15人で一挙11点
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「巨人-ロッテ」(4日、東京ドーム)
巨人が2-2の三回に球団記録の9者連続安打をマークした。
先頭・ヘルナンデスから連打で無死一、二塁。ここで4番岡本和が左前打を放って1点を奪って勝ち越しに成功した。
続く坂本がこの夜、2本目、通算2370安打とし歴代12位の落合博満(2371)にあと1本と迫る遊撃内野安打を放って満塁と好機を広げる。その後は6番・立岡から先発投手の山崎伊を含め、1番・丸まで連打を浴びせた。いずれもシングルヒットという珍しい形で得点を積み重ねた。
ここでロッテ・先発の小島が降板。2番手の二保に、この回2巡目のヘルナンデスが空振り三振に倒れてようやく連続安打が止まったが、吉川、岡本和がさらに安打。坂本の四球を挟んで立岡が左前2点打を放ち、阪神が1969年5月27日・アトムズ戦の六回にマークしたセ・リーグ記録に並ぶ1イニング12安打を記録した。プロ野球記録は西武が92年7月15日・ダイエー戦の五回にマークした同13安打。