日本ハムが2連勝で新庄政権最多タイの貯金9 田宮、万波連続適時打で床田を攻略 北山は5回無失点で4勝目 田中正5球で三者凡退

 4回、田宮の左前タイムリーに両手を挙げる新庄監督(撮影・市尻達拡)
 4回、左前タイムリーを放った田宮(撮影・市尻達拡)
 4回、左前タイムリーを放った万波(撮影・市尻達拡)
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 「広島0-5日本ハム」(4日、マツダスタジアム)

 日本ハムが快勝。2連勝で貯金を新庄政権最多タイの9とした。

 三回まで無走者に抑えられていたが、四回、交流戦絶好調の水谷のチーム初安打となる右前打で出塁。これをきっかけに2死二、三塁の好機を作ると首位打者の田宮が左前適時打。さらに万波も左前適時打で続き2点を先制した。

 田宮は「チャンスで回って来たので、何としても1点取りたいと思って打席に入りました。追い込まれていましたが、うまく食らい付いてはじき返すことができました」と先制打を振り返る。万波は「タミちゃん(田宮)がつないでくれたので、僕もランナーをかえすことができてよかったです」とコメントした。

 広島・床田とは22年の交流戦で対戦。当時は8回をわずか2安打、12三振を喫して無得点と抑え込まれていた。この日は五回にも郡司の適時二塁打で加点するなど、7回9安打4得点。三振も投手・北山の1つだけと同じ敵地で成長の跡を刻んだ。

 5月15日以来の先発となった北山は150キロ超の直球と多彩な変化球で翻弄し、5回2安打無失点で4勝目。「四回にもったいない四球を与えてしまったことが反省点の一つです」と四回に与えた2つの四球を課題としつつ「守備や援護のおかげで試合を作ることができました。次はもっと長いイニングを投げられるように練習していきます」とコメントした。

 2番手として六回から田中正が登板した。3試合連続失点し守護神の座から一時的に離れて初の登板となったが、わずか5球で三者凡退に抑える再スタートを切った。

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