熱戦制した楽天・今江監督 決勝打の茂木に「代打の神様」 スタメン外れた浅村にも言及

 10回、生還した茂木を迎える今江監督(撮影・山口登)
 延長10回、ナインに迎えられる茂木(撮影・飯室逸平)
 延長10回、勝ち越しタイムリーを放つ茂木(撮影・飯室逸平)
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 「阪神1-3楽天」(4日、甲子園球場)

 楽天は茂木が決勝打を放つなど、延長に及ぶ熱戦を制した。

 頼れる男が試合を決めた。同点の延長十回、2死二塁から代打の茂木が右中間を破る決勝の適時三塁打。これで今季の代打成績13打数8安打、打率・615と驚異的な数字を残している茂木に今江敏晃監督は「代打の神様のような存在になってくれて、非常にいい仕事をしている」とたたえた。

 打線が九回まで10安打を放ちながら1得点と、決め手を欠く展開だったが、投手陣が踏ん張った。先発のポンセが6回1失点。七回からはリリーフ陣が1点も与えなかった。「なかなか1本が出なくて、向こうに流れがいくところをしっかり切ってくれた。ポンセもまた違った引き出しというか、相手が考えてくるようなピッチングができた」とうなずいた。

 またこの日は、ここ30打席連続無安打だった浅村を、今季初めてスタメンから外す決断を下した指揮官。「スタメンを外れることによって、また何か違うものが見えてきたり、違う感覚が出てきていい方向にいくんじゃないかなと。彼ともしっかり話をして決めました」と経緯を明かした。明日以降については「とにかくみんなで戦う形なので、その時その時、相手投手との兼ね合いだったりを踏まえて考えながらやっていきたい」と話した。

 しびれるゲームを制し、ソフトバンク、巨人に並んで交流戦首位に立った楽天。「まだ早いですけど、そこの位置にいれることは悪くないですよね」と表情を緩めていた。

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