ソフトバンク逆転4連勝 栗原決めた九回マルティネス撃ち

 「中日2-3ソフトバンク」(4日、バンテリンドーム)

 勝負強い。同点の九回、10年目のソフトバンク・栗原が勝ち越しの適時打を放ち、チームは4連勝。殊勲の左打者は、満足感よりも好機で喫した2度の凡退に目を向け「僕が打っていたらもっと楽な展開になった」と反省を忘れなかった。

 九回、マウンドの中日守護神マルティネスに対し、1死から途中出場の緒方が四球を選ぶ。「思い切っていくだけだった」と、強肩捕手・加藤匠の送球をかいくぐり、二盗を成功させた。2死から、栗原が変化球をバットの先で捉え、中前にしぶとく落とした。

 今季3番を担っていた主軸の柳田が右脚の大けがで、長期離脱を余儀なくされた。その打順に代わって入ったのが栗原だった。「どうしても比べられるが、自分のできることを全力でやる」と気負いはない。この試合では1点を追っていた五回1死一、二塁と、七回1死一、三塁で凡退。最後にきっちりと雪辱を果たし、チームは巨人と並んで交流戦首位に立った。

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