オリックスの連敗は3でストップ 6試合連続3番の太田が決勝の逆転2ラン 田嶋はDeNA戦3戦3勝

 5回、右越え2点本塁打を放つ太田(撮影・持木克友)
 5回、逆転の右越え2点本塁打を放ち田嶋(右)に迎えられる太田(撮影・持木克友)
 力投する田嶋(撮影・持木克友)
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 「DeNA1-2オリックス」(5日、横浜スタジアム)

 負ければ借金10到達というゲームで、オリックスは連敗を「3」で止め、DeNAとの対戦成績を1勝1敗とした。

 ビハインドの展開をはね返したのは、太田の逆転1号2ラン。本人も驚きの一発だった。

 「まさか入るとは思っていなかったのですが、しっかりと押し込むことができていましたし、なんとかスタンドまで届いてくれて良かったです」

 高めに来た球を、逆方向へ完璧にはじき返した。1点を追う五回2死一塁。フルカウントからジャクソンが投じた156キロ直球を強振し、横浜の風にも舞って打球は右翼最前列に突き刺さった。

 太田にとっては、昨季8月9日・ロッテ戦以来となるアーチ。チームとしても5月26日・西武戦で森が放って以来、8試合ぶりの本塁打となった。相手の1番打者・蝦名の先頭打者弾同様、右翼方向に風が吹いていたことも幸いした。

 先発の田嶋は球数を要しながらも、5回7安打1失点と粘りの投球。4月23日・西武戦以来、今季3勝目を挙げた。毎回走者を出す苦しい投球だったが、最少失点でまとめてみせた。「ランナーを許してしまう場面も多くなってしまいましたが、なんとか粘り強く投げることができましたし、最少失点で抑えられたところはよかったと思います」と振り返った。

 田嶋は試合前時点からDeNA戦は2戦2勝、防御率0・75と好相性だったが、今回も白星を挙げ、連敗ストッパーの役割を果たした。

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