楽天 逆転勝ちで交流戦首位タイキープ 九回に小郷が起死回生の逆転2ラン!あと1人から甲子園を静寂に変える

 9回、逆転2ランを放つ小郷(撮影・飯室逸平)
 今江監督とハイタッチを交わす小郷(撮影・飯室逸平)
 9回、逆転2ランを放った小郷を迎える今江監督(撮影・山口登)
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 「阪神2-3楽天」(5日、甲子園球場)

 楽天は1点を追う九回に小郷が右翼へ逆転2ランを放ち、阪神に連勝。交流戦首位タイをキープした。

 九回2死二塁。崖っぷちに追い込まれたが、小郷がインサイドのボールを振り抜くと打球は右翼席に飛び込んだ。起死回生の逆転2ラン。甲子園を静寂へと変え、自軍ベンチは大盛り上がりだ。

 序盤から阪神・大竹の前に毎回のように走者を出すも一本が出ない。五回は、この試合初めて得点圏に進めたが無得点。七回には代打・浅村が32打席ぶりのヒットを放つなど、2死満塁の絶好機を迎えたが村林が凡退。結局八回に代打・阿部の内野ゴロの間に奪った1点のみ。2桁10安打を放ったが、決め手を欠く展開だった。

 先発の内は6回までに8安打を浴びたが、なんとか踏ん張り2失点(自責1)。役割を果たし、リリーフ陣も懸命にバトンをつないで勝機を呼び込んだ。

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