ヤクルトが3連勝 試合後の高津監督は勝利の要因の1つに小沢の4球を挙げて「よく投げきってくれた」と絶賛

 西武に連勝し笑顔を見せる高津監督(撮影・開出牧)
 今季2勝目を挙げた小川(手前)とタッチを交わす高津監督(撮影・開出牧)
 西武に連勝しタッチを交わすヤクルトナイン(撮影・開出牧)
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 「ヤクルト7-2西武」(5日、神宮球場)

 ヤクルトが今季2度目の3連勝。エース・小川が2勝目を挙げ、サンタナ&オスナの助っ人コンビが大暴れ。それでも試合後の高津監督は、鍵となった場面に八回を選んだ。

 小川が1失点で踏ん張りながら打線の援護を待ち、六回だ。サンタナが逆転の2点適時打を放ち、オスナが1カ月ぶりの7号3ランで中押しに成功。いい形で逆転に成功した。

 その後リードが3点に変わり、迎えた八回だ。山本が2四球と安打で2死満塁のピンチを招くと、この交流戦から中継ぎに配置転換された小沢を投入。この場面で佐藤龍を見逃し三振に斬って取り、勝利に大きく貢献した。

 試合後の高津監督は大きな場面に挙げた。開幕ローテーションで回ってきた小沢を「間違いなくチーム事情」とやむなく中継ぎに加えているが、「久しぶりのリリーフでの登板なので、しかもああいう場面だったので、確かにちょっとこう、個人的にも思うところあったかもしれないですけど、でも小沢ならと思って出してるわけなので。よく投げきってくれたと思いますね」とたたえた。

 また「あれだけフォアボールで繋がれてね、嫌な雰囲気をもうピシャッと、たった1人ですけど、27個のアウトのうちの1つですけども、非常に大きなアウトだったと思いますね」と目尻を下げた。

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