「巨人３－４ロッテ」（５日、東京ドーム）

　先制の一発を放ち、お決まりポーズの「ゲッツ！」が飛び出した。ソトが今季６号の先制３ラン。「今日は状態も良かったし、ゾーンの中で時を待っていたらちょうど真っすぐが来たのでホームランになった」と喜びの表情だ。

　０－０の四回。先頭・ポランコ、高部が連打でチャンスメーク。無死一、二塁でソトが打席に入った。カウント２－１から１４５キロ直球をフルスイングすると、打球は右翼席へギリギリ飛び込み「良い当たりだった」とうなずいた。

　この日は、ソトの来日１年目にＤｅＮＡで監督をしていたラミレス氏が来場し、ゲストのダンディ坂野と「ゲッツ！」を披露した。ソトも２人の前で「ゲッツ！」を決め「本物のゲッツもラミちゃんもいて、すごく楽しかった」と笑った。

　ラミレス氏には感謝もいっぱい。「毎日試合に出られるポジションを探してくれた。チャンスを与えてくれたのはラミちゃんだったので、すごく感謝している」。支えてくれた師匠の前で大きなアーチを描き、笑みがはじけた。