中日 育成の近藤廉が最速149キロで1回無失点 昨季1イニング10失点、62球→オフに育成降格の左腕 ファームで防御率1点台

 「ウエスタン、阪神-中日」(7日、鳴尾浜球場)

 中日育成枠の近藤廉投手が2点リードの八回から登板。最速149キロをマークし1回を1安打無失点に抑えた。

 先頭の井上に145キロのクロスファイアを投じるなど、三ゴロに仕留めた左腕。続く代打・高浜に中前打を浴びるなど2死二塁のピンチを背負ったが、井坪を直球とスライダーのコンビネーションで追い込み、最後はこの日最速となる149キロで二ゴロにねじ伏せた。

 近藤は昨季、シーズン初登板となった8月25日のDeNA戦の九回に登板し、1回8安打5四死球10失点(自責点8)。1イニングで62球を投げ続けたが、立浪監督はイニング途中で交代させることはなく、球界で物議を醸した。

 オフに戦力外通告を受けて育成契約へと切り替わった近藤。それでもこの試合前までウエスタンで20試合に登板し、1勝0敗、防御率1・35と結果を残してきた。この日も右打者のインサイドへ力強いストレートを投じるなど安定した投球を見せた左腕。支配下返り咲きへ、懸命のアピールを続けている。

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