オリックスが今季2度目の3連勝 東が2カ月ぶり白星で2勝目 西川が2試合連続の決勝打

 巨人打線を相手に力投する東(撮影・佐藤厚)
 4回、左越えに本塁打を放つ紅林
 7回を投げ終え、若月(左)とタッチを交わす東
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 「巨人0-2オリックス」(7日、東京ドーム)

 オリックスは今季2度目の3連勝。

 先発の東が8回2安打無失点の好投で、4月4日・西武戦以来、2カ月ぶりの白星を挙げた。今季2勝目。立ち上がりから150キロの直球に変化球を織り交ぜ、巨人打線に的を絞らせない。2点リードの五回には1死一、二塁とピンチを迎え、続く戸郷に犠打を決められ、2死二、三塁となった。三回に左前打を打たれている丸との対戦となったが、カットボールで一ゴロに抑えた。

 打線は西川が技ありの一打を放ち、2試合連続の決勝打だ。初回2死三塁。フルカウントで戸郷が137キロフォークで三振を取りに来たが、西川は鮮やかに右前へと運んだ。三走・西野が楽々と本塁へ生還。難しいコースでも難なくさばけるバットコントロールはさすがだ。「初回から良い先制点になってくれて良かったです!!」と笑顔だ。

 次の1点が欲しい場面では、紅林が豪打を放った。四回先頭。カウント1-1から戸郷の投じたスライダーが甘く入り、これを逃さない。完璧に捉えた一撃は左翼席に突き刺さり、今季2号ソロをマーク。「スタンドまで届いてくれて良かったです。なんとか追加点になってくれた」と安どの表情を浮かべていた。

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