ロッテ 佐々木朗希がヒヤリ連発 ベースカバーで足を滑らせ、小園の打球はあわや直撃 上半身の疲労回復遅れから復帰マウンド

 先発し力投する佐々木(撮影・市尻達拡)
 1回、秋山の一ゴロでベースカバーに走った佐々木(撮影・市尻達拡)
 1回、佐々木は小園に足元を抜かれる中前打を浴びる(撮影・市尻達拡)
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 「広島-ロッテ」(8日、マツダスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、初回を無失点に抑えた。一塁ベースカバーで足を滑らせ、小園の打球が足首を急襲するなどヒヤリとさせるシーンが連発したが、しっかりと立ち上がった。

 先頭の秋山をストレート2球で追い込み、一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーで一塁ベースを踏んだ直後に脚を滑らせる場面も。ヒヤリとするシーンだったが、続く羽月は内角低めのフォークで空振り三振。野間は追い込んでから死球を与え、小園には痛烈なピッチャー返しのゴロが足首付近を襲った。

 幸いにも大きな問題はなく、続投。2死一、二塁から5番・末包は変化球主体の配球でカウントを整え、最後は157キロの直球で押し込み二ゴロに打ち取った。

 マツダスタジアムではプロ入り初登板となった佐々木。上半身の疲労回復が遅れたため、5月24日・ソフトバンク戦以来、15日ぶりのマウンドとなった。前日の試合前練習ではマウンドをチェックし「広島で投げるのは初めてなので、とにかくいつも通りの投球を心がけて長いイニングを投げられるように頑張ります」とコメントしていた。

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