泥沼西武が6連敗で交流戦最下位 借金ついに20に 渡辺監督代行就任後も光みえず、再び失速

 5回、森下に適時打を許す高橋(撮影・山口登)
 5回、追加点を許した高橋は顔をしかめながら引き揚げる(撮影・田中太一)
 1回、中野の一塁の判定にリプレー検証のリクエストする渡辺監督代行(撮影・山口登)
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 「阪神4-1西武」(8日、甲子園球場)

 西武が交流戦最下位に転落。今季3度目となる泥沼6連敗を喫し、借金はついに20となった。

 打てない。二回は先頭が四球で出塁も、1死一塁から炭谷が遊ゴロ併殺。五回も先頭・長谷川が左前打を放つも、続く西川が二ゴロ併殺に倒れた。六回も先頭・滝沢の内野安打に続いて、代打・陽川は四球。無死一、二塁の好機を作ったが、源田が投ゴロ、山野辺と栗山は連続三振に倒れた。

 投げては先発の高橋が三回に3失点など、5回80球7安打4失点。その後は継投が無失点で切り抜けたが、今の打線に4点は重かった。

 交流戦を前に、松井稼頭央監督が電撃休養。渡辺監督代行の体制で臨み、最初の中日戦は2勝1敗と勝ち越したものの、巨人には1勝2敗、ヤクルトに3連敗と再び失速。対戦前まで苦しんでいた阪神にも2連敗で交流戦最下位に転落した。

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