ヤクルト サイスニードが待望の今季初勝利 12球団の開幕投手で最遅 サンタナ&松本直が3ランで援護

 「ヤクルト6-3日本ハム」(8日、神宮球場)

 高津ヤクルトが、投打で助っ人陣が存在感を見せて逆転勝利。12球団の開幕投手で勝ち星のなかったサイスニードが、両リーグ“最遅”でようやく1勝目をつかんだ。

 いまだ今季未勝利のサイスニードが、“10度目の正直”で臨んだマウンドだった。いきなり万波に二塁打を浴びるなどピンチを背負ったが、中堅・西川の好守もあって無失点で立ち上がりを切り抜けた。二回にも二塁・山田の好守が光って無失点。それでも三回だ。万波にソロ本塁打を浴びて先制点を許したが、その後の要所は締めた。

 苦しむ助っ人を救いたい打線は3回まではパーフェクトに抑え込まれるが、四回だ。西川の内野安打を起点に村上が四球が見極め、2死一、二塁と好機を作った。すると、7日の同戦で九回に同点弾を放っていたサンタナがこの日は逆転の3ラン。右中間席に打球を運び、一振りで試合をひっくり返した。

 また3試合連続でサイスニードの女房役を務めた松本直が七回、値千金の今季1号3ラン。リードを大きく広げ、ベンチでは手荒い祝福を受けた。

 開幕から2カ月が経過した。12球団の開幕投手でサイスニードだけが勝ち星に恵まれておらず、10試合目でようやく待望の白星を手にした。また直近2試合は勝ち投手の権利を持って降板するも、中継ぎが追いつかれるなど消滅している。悲運の助っ人がついにつかんだ1勝目。大きな勢いをもたらしていく。

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