ロッテ 佐々木朗希が不安一掃の5勝目 15日ぶり先発で6回1失点9K
「広島1-3ロッテ」(8日、マツダスタジアム)
ロッテが逆転勝ち。佐々木朗希投手が上半身の疲労回復の遅れから復帰し、15日ぶりの先発で5勝目を挙げた。
6回90球を3安打1失点。「久しぶりの登板となりましたけど、何とかリードを守って最低限の仕事はできたかなと思います」と振り返った。
初回は2死から死球、安打を許したが無失点。0-0の二回は1死から、矢野を空振り三振としたが、その球が暴投となり出塁を許した。石原には中前打を浴び、1死一、二塁。続く玉村には投犠打とされると、佐々木が一塁へ悪送球。その間に三走・矢野が生還し、自らの適時失策で先制点を許した。
だが、その後は乱れることなく、五回まで3イニング連続三者凡退。3-1の六回は先頭から2者連続で三振を奪った。2死二塁と得点圏に走者を背負ったものの、最後は末包を中飛に打ちとった。
打撃では、3打席に立った。三回に先頭で遊ゴロ。五回1死二、三塁では空振り三振。六回2死満塁では空振り三振と、プロ初安打は放てなかった。