ロッテ・佐々木が復帰登板で5勝目 2週間の離脱は「首脳陣とトレーナーの判断」と説明 打者2三振は「実力通り」

 5勝目を手にし、ポーズを取る佐々木(撮影・市尻達拡)
 5勝目を手にし、吉井監督とタッチを交わす佐々木(撮影・市尻達拡)
 2回、佐々木は玉村の送りバントを一塁へ悪送球する(撮影・市尻達拡)
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 「広島1-3ロッテ」(8日、マツダスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が、上半身の疲労回復の遅れから復帰し、6回90球を3安打1失点。「(間隔が)空いたので感覚自体は難しかったんですけど、何とか抑えられて良かった」と振り返った。

 初のマツダスタジアムでも落ち着いて腕を振った。1死一、二塁から玉村の投犠打を一塁へ悪送球。犠打で三塁まで進んでいた矢野がその間に生還し、適時失策となった。

 だが、投球は乱すことなく五回まで3イニング連続三者凡退。3-1の六回は先頭から2者連続で三振を奪った。2死二塁と得点圏に走者を背負ったものの、最後は末包を中飛に打ちとった。「そこまで荒れなかった。その中で、低めに丁寧に集められた」と振り返った。

 打撃では、3打席に立った。三回に先頭で遊ゴロ。五回1死二、三塁では空振り三振。六回2死満塁では空振り三振と、プロ初安打は放てなかったが「僕が打ったらラッキーでしかないと思うので、もちろん打ったら楽だったけど、実力通りかなと思います」と話した。

 約2週間離脱していたことについては「疲れている訳ではなく、首脳陣とトレーナーの判断。投げるつもりだった」と説明。離脱中も毎日キャッチボールなどで感覚を確かめた。復帰登板で好投を披露し、「またここから、しっかり投げ続けていきたい」と意気込んだ。

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