松坂大輔氏をとりこにした潜在能力 オリックス・斎藤「良い球投げているね」の言葉に得た自信

 「巨人0-5オリックス」(8日、東京ドーム)

 オリックスが今季初の4連勝で2カード連続の勝ち越しを決めた。先発の斎藤響介投手がプロ初勝利。巨人を相手に5回1安打無失点と持ち味を生かす投球だった。飛躍が期待される高卒2年目。春季キャンプで右腕が興奮を隠せなかった出会いをデイリースポーツの担当記者が紹介する。

  ◇  ◇

 春季キャンプでは大エースとの出会いを果たしていた。テレビ番組の企画で、キャンプ地の宮崎を訪れていた松坂大輔氏と対談。「ずっと緊張していて。もうやばい。とにかくオーラがすごかった」と、興奮を隠せない19歳の姿があった。

 同じ高卒入団でプロの世界に入り、日米通算170勝を達成した松坂氏もとりこになるほどの潜在能力。「良い球投げているね」と声をかけられたことは斎藤の大きな自信にもなっていた。先発としての心得も聞き、球数を少なくするための極意も教わったという。

 幼い頃はあまりテレビで野球を見ることがなかったそうだが、レッドソックス、メッツ時代の松坂氏の投球映像はYouTubeで見ていた。高卒2年目でたどりついた初勝利。いずれは松坂氏のような大投手になるために飛躍への道をまい進する。(デイリースポーツ・関谷文哉)

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