巨人屈辱 今季初の2戦連続完封負け 試合後会見わずか2秒 阿部監督「何もない」自ら最短終了

 「巨人0-5オリックス」(8日、東京ドーム)

 フラストレーションがたまる一戦だった。巨人が10度目の完封負け。2戦連続の零敗は今季初の屈辱となった。

 試合後の阿部慎之助監督は険しい表情を浮かべて自ら語り出した。「(今季これまでは)最短4秒だったよな。2秒でいこう。何もない」。大拙攻の末に敗れた5月18日・広島戦(マツダ)後はわずか4秒で会見を終わらせたが、それを引き合いにして短時間で切り上げた。

 それほど腹に据えかねる敗戦だったのだろう。相手先発・斎藤にきりきり舞いさせられた。球威のある直球に差し込まれるなど5回をわずか1安打に抑えられ、プロ初勝利を献上。打線が全く機能せず、スコアボードにズラッと0が並んだ。

 今季の交流戦で初のカード負け越しも決まった。仕切り直し、打線の奮起を待つしかない。

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