巨人屈辱 2戦連続でプロ初勝利を献上 阿部監督は3戦10タコの岡本に言及「4番が打てば勝つ、それが野球」

 ベンチで戦況を見つめる阿部監督(撮影・佐藤厚)
 6回、坂本は左犠飛を放つ(撮影・佐藤厚)
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 「巨人1-4オリックス」(9日、東京ドーム)

 巨人が今季の交流戦初の同一カード3連敗を喫した。

 打線はプロ初登板初先発の佐藤に手も足も出なかった。190センチの長身から投げ込まれるストレートに圧倒された。左腕に5回を1安打無得点に封じ込まれ、前日8日から2戦連続プロ初勝利を献上する屈辱的な異常事態となった。

 好調だった打線が貧打に逆戻り。この3戦、岡本和が10打数無安打と湿り、得点力が減少した。主砲はこの日、全ての打席で走者を置いた場面で打席に入ったが、快音が聞かれなかった。

 阿部監督はこの3試合の岡本和について問われ、「まあ、4番が打てばね、勝つ。これが野球だと思うし」と現実を直視。一方で4番の心情は理解できるだけに、「打てなくても、最後の当たりとかは良かったんで。ちょっと迷いとかもあるのかなあと思いながら見てるんだけど、なんとか割り切ってやってほしいなと思う」とフォローも忘れなかった。

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