「ヤクルト１－０日本ハム」（９日、神宮球場）

　痛いエラーが敗因となった。０－０の八回、先頭・オスナの遊撃後方への飛球が風で外野方向に流され、日本ハムの遊撃・水野が落球。無死二塁となり、そこから無安打で決勝点を奪われた。新庄監督は「彼がどう切り替えていくか。最後、ヒットも打ちましたし」とかばった。

　攻撃では初回に１番・万波が左前打で出塁したが、次打者・松本剛に初球を投げる前に飛び出して走塁死。万波は五回にも走塁ミス。攻守に精彩を欠いての敗戦に「ミスはつきものですけど、減らしていかないと強いチームにはなっていかない」と話した。

　阪神・岡田監督に「セ・リーグをコテンパンにやっつけておきます」と約束してから３カード連続の負け越しとなった。１１日から北海道に戻って６連戦。「連勝でいきます」と誓った。