オリックス・曽谷 プロ入り最多の12奪三振 昨年KOされた阪神相手に快投で進化示した 六回、最大のピンチ切り抜け雄たけび

 6回、ピンチでミエセスを見逃し三振にしとめ、拳を握る曽谷(撮影・北村雅宏)
 5回、中野を空振り三振に仕留め、頬を膨らませながらベンチに戻る曽谷(撮影・北村雅宏)
 4回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・立川洋一郎)
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 「オリックス-阪神」(11日、京セラドーム大阪)

 オリックス先発の曽谷龍平投手(23)が6回7安打無失点と好投。プロ入り最多の12奪三振をマークするなど、阪神打線を圧倒した。

 初回は先頭の中野を1球で二ゴロ。続く前川には中前打を許したが、ハーレムベースボールウィークでともに日の丸を背負った森下を空振り三振。近本を見逃し三振に仕留めた。

 二回は1死一、三塁とピンチを広げたが、木浪を一ゴロ、梅野を三ゴロでなんとか切り抜けた。そして、1点リードの六回2死満塁となり、打席にはミエセスが入った。

 カウント2-2からのスライダーで見逃し三振に抑えると、曽谷はグラブをパンッと叩き、雄たけびを上げた。 

 昨季は6月14日に同戦で先発し、3回2/3を6失点と苦い記憶が刻まれた。今回はそのリベンジの意味合いでもあるマウンド。打線をシャットアウトし、進化を示した。

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