早大・伊藤が10回完封 憧れの初東京ドームで「とてもうれしい」

 「全日本大学野球選手権・2回戦、早大1-0大商大」(11日、東京ドーム)

 1回戦4試合と2回戦2試合が行われ、早大は10回タイブレークの末に大商大との接戦を制した。

 早大のエース右腕・伊藤樹投手(3年・仙台育英)が初めての東京ドームのマウンドで仁王立ちした。先発して延長10回タイブレークまで一人で投げきり、4安打無失点で完封。「疲れはなかったです」と涼しい表情を浮かべた。

 五回までわずか1安打に抑えて凡打の山を構築。1点リードで迎えた延長十回タイブレークでは2死二、三塁と一打サヨナラの危機となるも最後の打者を左飛に打ち取って雄たけびを上げた。

 秋田県出身で幼少期にテレビで頻繁に放映されていたのは巨人戦だった。「巨人戦しか見ていなかった。初めてだったのでとてもうれしいです」。画面越しに目に焼き付けた憧れのマウンドを一人で守り切った。

 「東京六大学の代表として必ず優勝する」と右腕。2015年以来9年ぶりの日本一へ、エースがチームをけん引する。

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