ヤクルトの18歳ルーキー ドラ4・鈴木が初もの尽くし 逆転呼び込む2点適時打でプロ初安打&初打点&初適時打
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「ソフトバンク-ヤクルト」(12日、みずほペイペイドーム)
ヤクルトのドラフト4位・鈴木叶(常葉大菊川高)が、鮮烈なデビュー戦となった。
プロ初出場が、「8番・捕手」で先発出場となった高卒ルーキー。1点を四回だ。丸山和が三塁打を放つと、続く長岡が同点打を放ち、村上も二塁打で続いた。その後、サンタナ&オスナは凡退したが、山田は申告敬遠で勝負を避けられて満塁となった。
すると続く鈴木が低めのスライダーを鋭いスイングではじき返した。大きな歓声が起きると、左翼・近藤もスライディングキャッチを試みるが捕球できず。プロ初安打が、逆転を呼び込むプロ初適時打&初打点と初もの尽くしとなった。
鈴木は球団広報を通して、「何とか食らいついて、強い気持ちで打ちました」とコメントした。
11日に正捕手・中村が上半身のコンディション不良で離脱。若き18歳のルーキーに白羽の矢が立ち、「全力プレーを見せたい」と意気込んでいた。