ヤクルト・村上が三冠王先輩・松中氏のハッパに応える14号3ラン 誕生日の塩見へ「おめでとうございます」と祝砲

 5回、右中間へ3ランを放つ村上
 5回、右中間へ3ランを放つ村上
 5回、右中間へ3ランを放ち、高津監督(右から2人目)とグータッチする村上
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 「ソフトバンク-ヤクルト」(12日、みずほペイペイドーム)

 ヤクルトの村上宗隆内野手が、8試合ぶりとなる14号3ランを放った。

 2点を勝ち越した五回だ。1死一、二塁で打席が巡ると、140キロのカットボールをフルスイングで捉えた。本塁打を確信する大きな打球はスタンド中段へ。直近3試合無安打と苦しんでいた主砲がお目覚めの一発。少しだけ表情も緩んだ。

 11日の同戦では、「3番・DH」で先発出場するも4三振。この日は4番に戻って迎え、四回に二塁打を放っていた。続く3打席目には6月2日以来の一撃。試合前練習では、松中氏が練習する村上の元へ歩み寄り、平成と令和の三冠王“対談”が実現。松中氏から「僕は今日は大きい1発を目の前で見してくれ」とハッパをかけられており、約束の一撃で中押しに成功した。

 村上は球団広報を通して、「塩見さん誕生日おめでとうございます」とコメント。現在はリハビリを開始している友へ、大きなアーチと一緒にメッセージを届けた。

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