日本ハム・水谷 さすが交流戦首位打者 タイムリー2本で3打点 14試合連続安打

 「日本ハム9-4中日」(13日、エスコンフィールド)

 絶好調男が止まらない。日本ハム・水谷が2本の適時打で3打点をたたき出し、チームの連勝に貢献。交流戦打率トップの・500をキープした。「チームも勝ちましたし、自分も結果が出てうれしい」と声をはずませた。

 チャンスで仕事をした。1点を先制された直後の初回、1死一塁から右中間へ同点の適時二塁打。これで14試合連続安打を記録。さらに2点を追う六回には無死一、二塁から左越えへ2点適時三塁打を放ち、再び試合を振り出しに戻した。

 驚異的な数字を残しながらも緊張しやすいという水谷。試合前は食事が喉を通らず「ソワソワするというか、ドキドキする。自分にプレッシャーをかけてそういう症状になっているのかな」と自己分析。ただ「(緊張)してない日は逆に気持ち悪い」と自身の中ではお決まりになっている。

 今季ソフトバンクから現役ドラフトで加入。高卒6年目でようやくたどり着いた1軍の舞台だ。「結果が出てる時でも(1軍に)上げてもらえないことで、自信がなくなるような状況もあった」と回顧。それでも今は「腐らずやってこられた。やってきたことが間違ってなかった」と自信に満ちあふれている。

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