「オリックス－ヤクルト」（１４日、京セラドーム大阪）

　ついに出た。オリックス・杉本裕太郎外野手が４点を追う四回に今季第１号ソロを放ち、ベンチ前では久々に右腕を天に突き上げる昇天ポーズを披露した。

　今年７１打席目で、奥川からアーチを架けた。右腕が初球に投じた１４９キロ直球を強振。打った瞬間、それを分かる一撃は左中間席に突き刺さった。杉本は「打ったのは真っすぐです。久しぶりに打球を上げることができてよかったです！次もがんばります！」とコメントした。

　昨季１０月７日・ロッテ戦以来となる一発。春先から打撃不振が続いていた“ラオウ”が、京セラドームでらしい一撃を放った。ここから本塁打を量産していく。