楽天・今江監督「何とか勝ちを」14残塁の大拙攻で今季10度目の零敗 早川10回無失点も報われず 交流戦優勝は15日以降へ

 3回、浅村は見逃し三振に倒れる(撮影・佐藤厚)
 8回、茂木(右)は捕邪飛に終わる(捕手・坂倉)=撮影・佐藤厚
 広島打線を相手に力投する早川(撮影・佐藤厚)
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 「楽天0-1広島」(14日、楽天モバイルパーク)

 楽天は延長に及ぶ熱戦に敗れ、連勝は3で止まった。延長十一回、2番手の宋家豪が1死三塁から矢野に犠飛を打ち上げられ、決勝点を献上した。今江敏晃監督は「早川が頑張ってた中で、なんとか勝ちをつけたかった。一本がなかなか出なかった。次回早川を援護してあげられるように」と振り返った。

 打線がチャンスで一本出せなかった。この試合は三回、八回、十回と3度満塁の絶好機を迎えるも得点ならず。合計14残塁の拙攻で今季10度目の零敗を喫した。

 先発の早川は自己最長10回11奪三振4安打無失点の力投。ただ、打線の援護がなく報われなかった。「しっかり先発としての役割を十二分に果たしてくれた」とたたえた中、球団史上初の交流戦優勝は15日以降に持ち越しとなった。

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