中日・中田翔が延長戦で決勝タイムリー「結構、打てなくてキツかった」「本当に気持ちでいった」特大ファウル後に価値ある一打

 10回、勝ち越しの右越え適時二塁打を放つ中田(撮影・開出牧)
 10回、勝ち越しの右越え適時二塁打を放ち拳を握る中田(撮影・開出牧)
 10回、代打を告げる立浪監督(撮影・開出牧)
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 「ロッテ3-4中日」(14日、ZOZOマリンスタジアム)

 中日が延長十回に中田翔内野手が決勝の右中間適時二塁打を放ち、連敗ストップ。頼れる主砲が価値ある一打だ。

 3-3で迎えた延長十回、2死二塁の好機を作ると、中田が初球に特大のファウルを放った。その後、カウント2-2と追い込まれながらも右中間へはじき返し、待望の決勝点をたたきだした。

 ヒーローインタビューに登場した背番号6は「本当に気持ちでいった。ここ何週間か結構打てなくてキツかったけど、ファンの方の歓声で」と感謝。「みんなで一つになって1試合、1試合、戦っていきます」と語り、最後まで左翼席に多く残ったスタンドのファンに「(歓声が)ありがたい。ありがとうございます」と思いを明かした。

 その裏、マルティネスが走者を出すものの、しっかりと試合を締めてリーグ20セーブ一番乗りを果たした。試合は序盤から1点を取り合う展開に。先発の涌井が6回2失点と試合を作ったが、2番手の清水が同点に追いつかれた。それでも以降は斎藤、松山が安打を許しながらも無失点に抑え、勝機を呼び込んだ。

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