ヤクルト・奥川の復活勝利の裏には、高津監督の粋な演出!? 19年ドラフト同期組がそろって出場

 3回を投げ終え笑顔で野手を迎える奥川(右)=撮影・石井剣太郎
 3季ぶりの勝利を挙げ、高津監督(右)とタッチを交わす奥川
 3季ぶりの勝利を挙げ、ヒーローインタビューで涙ぐむ奥川
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 「オリックス3-5ヤクルト」(14日、京セラドーム大阪)

 ヤクルトの高津監督が、粋な?演出を仕掛けたのかもしれない。

 この日の先発オーダーには二塁に武岡、遊撃に長岡が入る布陣を組んだ。この二人と奥川は19年ドラフトで入団した高卒組の同期だ。奥川も試合後には「やっぱり自分が苦しいときに、後ろを見渡したら、同期の二人がいて、他の先輩方もいて、心強かったですし、この人たちと一緒なら大丈夫だと思って投げていました」と感謝した。

 また、2番手で登板した大西も高卒、大卒の違いはあれど、19年ドラフトの同期でもある。“仕掛け人”の高津監督に、試合後質問が及ぶと、「いや、わかってたけど、大西がそうと思ってなかった。大西もそうなの?」と逆質問。「あの3人は同級生だなと思ったけど、同期ね。別にそれは何もあれはないよ」と静かに笑った。

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