「楽天－広島」（１５日、楽天モバイルパーク）

　宮城県出身で乃木坂４６の久保史緒里が七回のイニング間にチアダンスを披露した。直後の攻撃で沈黙していた打線が猛反撃を開始し、３点を返し、１点差に迫った。

　久保は宮城県出身。楽天のチア、東北ゴールデンエンジェルスジュニアチアリーダーズにも在籍していた。イニング間にはポンポンをフリフリと動かし、全く違和感のない動きでダンス。ファンを魅了した。

　ＳＮＳでは「チアやってる」、「可愛すぎんか」、「癒しをありがとう」、「天使やね」の声の他、突然の反撃開始に「パワーやっぱえぐいかも」、「これが久保史緒里パワーか」などの声が寄せられた。

　生粋の楽天ファンの久保は試合前には始球式にも登場。背番号４６の特別ユニホーム姿、黒のスカートと可愛らしさ満点で、打席に広島・秋山が入ると一礼した。セットポジションから力強く腕を振った一球は、見事なノーバウンド投球。観客席からはどよめきと拍手がわき起こり、久保は何度も笑顔で頭を下げた。

　三回にはウグイス嬢も務めた久保は、チームは交流戦優勝を目指している状況に「楽天イーグルスにとって、とても大事な試合で始球式を務めさせていただき本当にありがとうございます。一生、ずっと、楽天イーグルスを応援していきます！」とエールを送った。