ギータ2世の呼び声 ソフトバンク・笹川が特大のプロ初本塁打 打ち方そっくり「とにかくうれしい」小久保監督も笑顔
「ソフトバンク-阪神」(15日、みずほペイペイドーム)
ソフトバンク・笹川が特大のプロ1号本塁打を放った。
3-0とリードして迎えた五回無死、カウント2ボール1ストライクから阪神先発・ビーズリーが投じた147キロの高めの直球を思いっきり叩いた。高々と舞い上がった打球は右翼席へ、飛距離128メートルの大きな弧を描いて飛び込んでいった。
小久保監督から笑顔で出迎えられた笹川は「有利カウントで、思い切って自分のスイングしました。ストレートを完璧に捉えることができました。初のホームランなのでとにかくうれしいです。とにかくスタメン起用に結果で応えることができて良かったです。このあと結果を出せるように、思い切って頑張っていきます」とコメントした。
11日にプロ4年目で1軍初昇格を果たし、14日の阪神戦でプロ初スタメン&初安打を記録したばかり。恵まれた体格で背格好や打撃フォームも似ていることから「ギータ2世」と期待されている22歳が躍動している。