日本ハム・水谷 連続試合安打15で止まった 新庄監督「金村君に勝ちをつけてあげたかった」無念の零敗

 「日本ハム0-2巨人」(15日、エスコンフィールド)

 打球はひと伸び足りなかった。両軍無得点の六回2死二塁。打席には絶好調男の日本ハム・水谷瞬外野手。快音とともに大歓声が上がるも、左翼・萩尾がフェンス手前でジャンプして捕球した瞬間、ため息に変わった。4打数無安打で交流戦初戦からの連続試合安打は15でストップ。「別に止まるもんだと思っていたので、そこまでそんな動揺というか、何もないです」と振り返った。

 交流戦は打率・450。あと2試合を残し、15年の秋山(当時西武で現広島)の交流戦最高打率・432を上回る。九回の二ゴロの際に、右膝裏に違和感を覚え代走を送られた。「大事をとっての交代」と強調。「あしたは、足引きずってでも出ろって言われたらいきます」と話した。

 チームは交流戦勝ち越しが消滅。新庄剛志監督は試合後「今日は何とか金村君に勝ちをつけてあげたかった!それだけ!」と球団広報にコメントを託した。

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