【埼玉抽選】プロ注目遊撃手の花咲徳栄・石塚は骨折から順調回復 5年ぶり聖地へ主将・生田目「気持ちで負けない」

 第106回全国高校野球選手権埼玉大会(7月11日開幕)の抽選会が18日、さいたま市内で行われた。

 2019年以来の甲子園を狙う花咲徳栄は越谷東と初戦を戦うことが決定。主将の生田目奏外野手(3年)は「秋、春と優勝して夏は追われる立場なので、他の高校は花咲徳栄を倒しに来るから気持ちで負けないようにとチームに言っています」と力を込めた。

 昨秋、今春の埼玉を制したが、「最後、夏に勝たないと」と慢心はない。先輩たちと出場した昨夏は決勝で浦和学院に敗れただけに「あと一つで届かなくて悔しい思いをした。勝利というところは強く信念を持ってやってきたので、全部勝ちきって甲子園を決めたい」と雪辱を誓った。

 また、今秋ドラフト上位候補の大型遊撃手である石塚裕惺内野手(3年)は関東大会前に右肋骨(ろっこつ)の骨折が判明していたが、すでに実戦復帰しており回復は順調だという。生田目は「石塚自身もベストコンディションで夏のコンディションを向かえようと練習も必死にやっている」と明かした。

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