日本ハムのドラ1細野「忘れられないマウンドになりました」五回途中降板 プロ入り自己最速155キロ 甲子園で初登板初先発

 5回途中、降板する細野(右)を迎える新庄監督(撮影・中田匡峻)
 5回途中、降板となった細野(左)=撮影・中田匡峻
 力投する細野(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-日本ハム」(18日、甲子園球場)

 日本ハムはドラフト1位の細野がプロ初登板初先発。五回途中2安打で降板した。

 初回にプロ入り最速の155キロを計測するなど威力ある直球とスライダーを有効に四回2死までパーフェクトに抑える好投。だが、五回に乱れた。先頭の前川に四球を与え、暴投で二進を許すと、森下に中前打を浴び一、三塁。梅野の初球セーフティースクイズは自らグラブトスで刺した。だが、続く小幡に四球を与え1死満塁とした。ここで新庄監督が交代を告げた。

 「内容ではなく、忘れられないマウンドになりました。バッターの顔を見たら、テレビの中の人でめちゃくちゃ緊張したので、顔を見ないようにして落ち着かせました。初対戦だったのでストレートで押せた部分もありますが、ファームで取り組んできたフォークを振らせるボールが投げられなかったことは課題です。それでも5回を除けば良い投球ができたと思います」とコメントした。

 2番手で今季初登板の宮西は、代打原口は右邪飛に打ち取ったが、続く近本に先制中前打を浴びた。

 細野は4回1/3を2安打1失点、6奪三振だった。

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