ＮＰＢは１９日、交流戦の表彰選手を発表。日本生命最優秀選手賞には日本ハムの水谷瞬外野手が選ばれた。

　水谷は打率・４３８で首位打者に輝き、選考理由として「現役ドラフトで移籍となった新天地で大ブレークを果たした」とつづられた。賞金２００万円が贈られた中、本人は球団を通じ「最高の賞をいただけて光栄です。初めての交流戦でのプレーでしたが、意識せずに１打席、１打席を大切にできたことが、形になる結果につながったと思います。活躍は交流戦だけだったと言われないように、リーグ戦再開からもチームに貢献できるように全力で頑張ります」とコメントした。

　優秀選手賞にはソフトバンク・近藤と阪神・才木が選出され、それぞれ１００万円が贈られた。なお楽天が優勝を果たしたが、優勝チームからＭＶＰ、優秀選手が選ばれなかったのは史上初の珍事となった。