プロ野球選手会 26年WBCピッチクロックに反対 NPBに提案「一緒に反対してもらえませんか」
日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会との事務折衝が19日、都内で行われた。選手会の森忠仁事務局長は2026年WBCで導入の可能性がある、投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」について反対の意向を示した。
米大リーグで昨季から導入されている「ピッチクロック」。26年のWBCでも同じように採用される可能性があるが、森事務局長は「何のためにやるかが、はっきりしない。(投球)間隔が短くなって、十分整えないまま投げてケガにつながる可能性があるという検証もできてない」と主張する。
選手会としての考えを日本野球機構側に伝え、「一緒に反対してもらえませんか」と提案した。NPB側は12球団の実行委員会で話をする意向を選手会側に示した。