長嶋茂雄氏 巨人逆襲へ喝!超異例、練習日に電撃訪問 主砲・岡本に身ぶり手ぶり熱血指導

 長嶋終身名誉監督(右)からアドバイスを受ける岡本和(撮影・伊藤玄門)
 岡本和(右端)の打撃練習を見つめる長嶋終身名誉監督(左端)
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 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(88)が20日、巨人の全体練習が行われた東京ドームを電撃訪問した。試合の観戦はあるが練習日の視察は極めて異例。リーグ戦再開を翌日に控えたチームにミスター流の“喝”を入れた。

 午後1時過ぎに車いすに座って登場。ナインのアップやティー打撃に熱視線を送った。グータッチをした丸には「ナイスバッティング!」と声をかけた。大城卓に打撃のレクチャーをするなど精力的に動き回った。

 最も気になっていたのだろう。岡本和のフリー打撃を食い入るように見つめた。身ぶり手ぶりで熱血指導を行い、手で○を作って“OK”の合図だ。長嶋氏は「足を上げてタイミングを取る意識があるので何も問題ないです」と太鼓判を押し「継続することですね」とエールを送った。

 不動の4番は極度のスランプに陥った。ただ15日・日本ハム戦で14試合ぶりの本塁打をマークし、翌日も2戦連発を放って復活の兆しを見せた。岡本和は「『今もだいぶ良くなっているから』と言ってくださった。本当に貴重です。ありがたいです」と大感激した。

 巨人軍の打線は今季、何度も貧打にあえいだだけに、長嶋氏としては猛ゲキを飛ばしたかったのだろう。「みんなしっかり振っているし、これから打撃陣の状態はしっかりと上がってくれるでしょう」。ミスターのお墨付きを得てリーグ戦に挑む。

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